サザンオールスターズ 「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」

サザンオールスターズ 「LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜」

私、サザンオールスターズが1番好きなんですよ。

何が好きかって、本当はすごく賢いのに、人前にでたらふざけたておちゃらけて恥ずかしさを紛らすとこだったり

40年間グループが仲良くまとまってるところ、さらには多種多様なジャンルの曲を作っては人を魅了するのにメディアにバシバシ出るわけでもなく、でもなにかと安定の成績を叩き出すところとか、挙げたらキリがないです

そんなサザンの1998年発表のこちらの曲

ズバリ「不倫の唄」

東野圭吾は、歌詞冒頭の「夜明けの街で〜」

の部分から取って『夜明けの街で』ってタイトルの小説を描いております。

さすが東野圭吾、うまいことミステリー要素も交えつつ、サザンの世界観を言葉で体現してます。映画にもなっております。

色合いとか、全てがThe 邦画って感じの映画です。

歌詞をザックリ表現すると

ダメな男 / 横浜  /不倫

グーグルでこの単語を並べて検索したらこの曲が出てくるんじゃないか

って感じ

歌詞に

「君なしでは夜毎眠らずに、闇を見つめていたい」ってあります

前提として不倫がテーマなので、情景としては、となりに奥さん寝てるけど不倫相手を思い、真っ暗闇の中、目を瞑るわけでもなくボーっと空虚を見つめてるわけ

これこそ、ウチの生徒がよくほざいてる

エモい。

ってやつです。

サビで

「マーリンルージュで愛されて 

大黒ふ頭で虹を見て

シーガーディアンで酔わされて  

まだ離れたくない」とあります。

マーリンルージュは山下公園から出てるディナークルーズの出来る船です。

問題は「大黒ふ頭で虹を見て」ってとこなんですが、

大黒ふ頭からレインボーブリッジは見えないんですよ。

桑田様は、レインボーブリッジと横浜ベイブリッジを勘違いしたらしく、この歌詞になったわけです。

そして「シーガーディアンで酔わされて」のシーガーディアンは山下公園の目の前にあるホテルニューグラントのBARの名前です

まさに大人のオサレな横浜デートコースを歌にしてるわけです。

そんなオサレな歌の中には

「愛の雫が枯れた後でも、何故にこれ程優しくなれる?」とあります。

「愛の雫」とは、控えめに言って「精液」ですね。

つまり、この歌詞は何が言いたいのかと言いますと、「賢者モードなのになんでこんなに愛しいんだろう。」

って事です。

桑田様はそんな情景を、卑猥な言葉を使わずに伝えてしまう。やはり天才。

更に

「棄ても失くしも僕はできない。ただそれだけは臆病なのさ」

では、「棄てる」「失くす」の言葉で

日本語の絶妙な違いを巧みに使い分けて

奥さんと愛人の間にいる感情を表現してます。

他にも

「儚い夢と愛の谷間で溺れたい」とあります。この、日本文学の様な言い回し。

桑田様は大学時代からの恋人原坊と結婚してるし、実体験ではないはずなのにここまで「不倫」を表現する天才。脱帽です。

最後に、サビ終わりにある

「夜明けとともに、この首筋に夢の跡」

キスマークは「夢の跡」なんです。

この主人公がそれからどうなったのか、神の味噌汁(神のみぞ知る)です。

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